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2011.09.08

日常と非日常



色々なお話を聞かせて貰える事を期待しつつ、
ヒッチハイク(笑)でやってきた原発近くの南相馬。
道中、
『何も出来ない私たちの代わりに何かをしてくれてありがとう』
と、差し入れまでして下さる方がいらっしゃいました。
前のエントリーで書いた通り、こっちの方がたくさんのモノを貰ってるのに…恐縮しっぱなし。

小高い山に登れば、海沿いに延々と続く被災地が見えて、
瓦礫の山を歩いてみれば、ついこの間まで子ども達の手の中にあった人形が苔に覆われていて…
街中に入れば、放射能の影が人々の会話の中に見え隠れする。

でも、山には男の子が多分いつものようにジョギングで登ってきて、
瓦礫の近くでは子供達が遊び、
街中には当たり前に笑う街の人たちがいる。

日常と非日常が同居している…不思議な場所。
やっぱり東北の人たちは強いなぁ。

明日は南相馬の復興ボランティアセンターへ。
友人もいるはずたし出来たら瓦礫撤去に参加してきたいな♪
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2011.09.07

近況報告!

少しだけご無沙汰してました!
睡眠時間もほとんど取れず、
バタバタしっぱなしで過ぎたこの三週間。
福島県会津若松での被災児童支援がやっと一段落しましたので、
簡単にですが近況報告させて下さい
細かな経過は数日中に更新したいと思っています

色々ありましたが、
福島で出会い、関わった子ども達のためにもう少しだけ何かがしたくて、
しばらくの間、正式なスタッフとして福島県会津若松の災害対策本部に残る事にしました。

各NPO団体の仲間たちと一緒にやってきたこれまでと違い、
ここからは少しだけ長く、孤独な闘い。
自分の気持ちを仕切り直す意味も込めて。
少しだけ時間を貰ってこれから原発近くの南相馬へ行ってきます
2011.08.12

975日目 ~流星群~

現在は東京都の夢の島にある若洲海浜公園キャンプ場に滞在中♪
都心にキャンプ場があった事に結構びっくりしています!(笑


さてさて、NGOのボランティア参加の絡みのおかげで
日程があやふやなまま振り回されていた東北行きですが…
なんとか、日程と予定が立ちそうでほっと一息♪
…変則的な道程になりそうでちょっと複雑ですけど(笑)

そんな訳で、悩んだ末に決めた作戦は…
自転車を一旦関東に預け単身で福島に向かうというモノ!
はい、そこの誰かっ『反則じゃない?』とか言わないで!(笑
…たしかにいつものスタイルで向かえたら一番ですよね^^
でも、いろいろ考えたけど。
やっぱり自分の中で最初に決めた事

『手段にこだわって何かをあきらめたり
目的にこだわって何かを見過ごしたり
生意気かも知れないけど、出来ればそういう旅にはしたくないから

この気持ちを大事にしたいなって思ったんです。
まぁ、少ない滞在費もあっという間に底をつくんでしょうし、
被災した人達の働き口を減らしてしまうのもなんか嫌なので、
一段落したら一旦関東に戻って少し旅費を作ろうと思います。
あ…って事は帰りはきっとヒッチハイクですね(笑)
その頃には…東京で吐く息も白くなってるのかなぁ^^


そういえば、今夜は獅子座流星群が極大を迎えるんでしたっけ♪
でも…よく考えたらここって日本で一番星が見えない所?orz
あーあ、波照間島の星空が恋しいなぁ(笑
…目的を果たして、いつか必ず

2011.08.06

969日目 ~星に願いを~

そんな訳で、あたたかい時間はあっという間に過ぎ、
お別れの時がやってきました。

二人は一旦東京を離れて神戸に戻るのだそうです。
恥ずかしがり屋だったはずの娘さんは
お母さんがびっくりするくらい懐いてくれて…
正直、とても嬉しかった^^
もしかしたら、従兄弟の自分にお父さんと似た何かを感じてくれたのかもしれません…。
プールに行ったり、手を繋いで花火をしたり。
慌ただしく一緒に過ごした時間は、
旅の途中だという事を忘れてしまいそうになるくらい…
やわらかで、とってもあたたかかった。


そんなお礼の意味も込めて、
出発の前夜に渡した小さな小さなプレゼント。
それは…小瓶に詰めた『星の砂』
八重山諸島からここまで、
二年以上の間一緒に旅をしてきた大切な物ですが…
どうしてもこの子にもらって欲しかった。
実はこの砂にお父さんとの大事な想い出があるそうなんです。


二年前に家族でいった沖縄旅行。
星砂を初めて見て興味津々の娘に、調子に乗ったお父さんが
『そんなの石垣島の方にいっぱいあるよ~』
と冗談混じりに一言。
その責任を取らされて、今年の夏は一緒に石垣島に星砂を取りに行く約束をしていたんですって(笑)

…でも。
結局、その約束は叶わなくて。


そんな風に話してくれるお母さんのそば、
うつむいている小さな横顔が悲しそうに揺れていて…
くっそぉ、なんかもうこっちが泣きそうだよ;;
だから…出来ればこの子に持っていて欲しいと思ったんです。


星砂を一杯に詰めた小瓶を手渡すと…
「…いいの?」と何度も繰り返してから、
「ありがとう」って嬉しそうに笑ってくれました。
「でも、半分だけでいい」
そう言って残りを別の小瓶に詰めてくれたのは…
きっと、この子の優しさなんでしょうね。
おかげで何だかよく分からないけど、
あげた小瓶がお揃いになって返ってきてしまいました(笑)
そうして…
ふと思い出して話してあげた、
沖縄のどこかの島で聞いた『星砂の伝説』

それは…確かこんなお話です。


〈星砂の伝説〉

むかしむかし、お空に大きなお星さまがいました。
お星さまは南の海に降りてたくさんの子星を生みました。
でも、子星たちがお空に帰ろうとしても
意地悪な海の怪物が邪魔をします。
子星たちは大好きなお母さんに会えなくなってしまいました。

それからたくさんの時間が経って…
いつしか子星たちは沖縄の島に流れ着いていました。
サンゴの浜で子星たちはいまもずっと待っています。
星に込める 人の願いと一緒に
大好きなお母さんのところへ帰れる日を…。



話し終わってから少し経って…
目に涙を溜めながらギュッと抱きついてくる女の子。
「目がかゆい」と言って顔をあげようとしません。
…そっか、小学校の低学年ですもんね。
おとうさんと会えなくてずっと苦しかったんだね。
きっとお父さんがそうしていたように
落ち着くまでゆっくりと頭を撫でてあげました…


…ふと、お揃いになった星の砂に、
ガラでもなく自分も願いを掛けてみる事にしました。
こうなったら、もう一生大事にするしかありませんね(笑)
ちなみに掛けた願いは…

これから先、どうかこの子が
苦しかった分だけ たくさん笑えますように
頑張った分だけ いっぱい幸せになれますように…


陽だまりにいるみたいな…あたたかい時間をありがとう。
また一つ…心の中のモノクロに優しい色が戻った気がしました。


Posted at 16:56 | 思う事 | COM(0) | TB(0) |
2011.08.02

965日目 ~煙の向こう~

さてさて、旅もいよいよ首都圏に突入です♪
東京へ来るのはこれで三度目ですが…首都圏と言っても個人的には他の大都市とさほど変わらない印象です^^
他と少し違うのはたくさんの人たちがこの場所へ移住してきているという事でしょうか?
だからきっと、十人十色。
色々な境遇の色々な人たちがいるんでしょうね。
でも、新宿近くでも道端で気軽に話しかけてくれる暖かい人が思ったよりも多くて少しびっくりしました!^^

そんな訳で!
今日は…大事な用事のため東京都は調布市へやってきました。
先日のエントリーに書かせてもらった弔い富士登山。
その形見のバックパックの持ち主…
死んだ従兄弟のご家族がこの街に暮らしているんです。

迎えてくれたのは笑顔の似合う奥さんと、
恥ずかしがり屋な7歳の女の子でした。
…実はここへ来るのも、ご家族にお会いするのも今日が初めて。
優しい従兄弟によく似合う、
きっと暖くて素敵な家族だったんだろうな。

従兄弟の遺影の前で線香をあげて手を合わせると…
なんだろう、なんだか不思議な気持ちになります。
こうしていると、写真の中からひょっこり顔を出しそう(笑)
こんなに素敵な奥さんと娘さんを置いてくなんて…ひどい人だよなぁ。
…なんて、思いません。
きっと、先にいかないといけなかった従兄弟自身が、
一番辛く、心残りだったと思うから…。


娘を目の中に入れても痛くないくらい可愛がっていたという
二十歳近く年上の従兄弟。
甘えんぼうのお父さんっ子は…
大好きだったお父さんが突然いなくなってしまって
一体どんな気持ちで毎日を過ごしていたんでしょうか…。
お母さんの前でもほとんど涙を見せず、
時折泣いてしまうお母さんを励ますこの子は…
きっととても優しい子なんでしょうね。
一日の終わり、
覚えたての字で天国のお父さんに毎晩手紙を書いているんだそうです…。


「この子も喜びますし、
よかったら何日か泊まって色々お話をきかせて下さい」

そう言ってくれるお気持ちに甘え、
少しだけお世話になる事になりました。
この親子のために自分が出来る事…なんて
多分何も無いんでしょうね^^;
でも、それならせめて。
一緒にいる間少しでもたくさん笑っている顔が見られるように…

うん、ボクもがんばろう。


Posted at 20:38 | 目的地 | COM(0) | TB(0) |